アーモンドの白い花が咲くとき心よりきみを慕うー本国初登場フランス映画No.1『画家ボナール ピエールとマルト』公開決定!

(C)2023-Les Films du Kiosque-France 3 Cinéma-Umedia-Volapuk
2月5日(月)

第76回カンヌ国際映画祭 カンヌ・プルミエール正式出品、本国初登場フランス映画NO.1『BONNARD, Pierre et Marthe(原題)』の邦題を『画家ボナール ピエールとマルト』とし、今秋より公開されることが決定した。

20世紀の最も偉大なフランス人画家の一人ピエール・ボナール(1867-1947)は、印象派と、抽象を探求したポスト印象派との間を結ぶ架け橋とみなされている。彼は大胆な色彩と日常の些細な事象を好んで描いたことで知られ、友人の画家たちと一緒に、1888年「ナビ派」として知られるグループを形成。彼らは、ポール・ゴーギャン、ポール・セザンヌ、葛飾北斎の先進性を称賛し、ボナール自身も日本美術からの影響を多くの作品で示していたことでも知られる。


本作では、そんな彼が生涯の伴侶となるマルトとの半生を描いている。マルトは「幸福の画家」ピエールにとって、単なるミューズをはるかに超えた存在となるのだが、二人の関係は謎に満ちていた。当時の常識からはかけ離れた破天荒な愛の形を営みつつも、生涯をかけ共同で充実した芸術的成果を生み出していく。美しい映像と共に画家ピエール・ボナールとその妻マルトの知られざる半生を実話に基づき描いた話題作である。キャストは『セラヴィ!』『夜明けの祈り』でフランス映画界実力派の代表格に称されるヴァンサン・マケーニュがピエールを演じ、妻・マルト役には『ヒア アフター』『少年と自転車』『メビウス』『幻滅』など数々の名作で知られる今やフランスを代表する名女優・セシル・ドゥ・フランスが演じる。メガホンを取るのは『5月の花嫁学校』『ルージュの手紙』『ヴィオレット ある作家の肖像』『セラフィーヌの庭』などフランス映画らしい芸術作品に定評のある名称マルタン・プロヴォ監督。


今回解禁された場面写真は、破天荒な生涯を送った画家ピエール・ボナールとその妻・マルトが芸術的で且つ感応性を感じるシーンを切り取ったまるで絵画のようなショットや、ボナールの創作シーンなど。2人の謎に満ちつつ破天荒な愛の半生を垣間見ることができる。本作は画家ボナールを知る絵画ファンはもちろんのこと、実話を基にした偉人伝に興味を抱く映画ファンのハートを射抜くこと必至。


また今秋公開を前に、3月20日(水・祝)から24日(日)に開催される「横浜フランス映画祭 2024」での公式上映も決定し、マルタン・プロヴォ監督の来日も予定されている。

今秋、シネスイッチ銀座 他 全国ロードショー

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